今年の吹上浜でのサーフジギングは厳しい。
ブリ・サゴシ釣りが盛りであるはずの今の時期に全体的にベイトの打ちあがりもなく、交通事故的単発な釣れ方しかしていない。
先が全く見えないのが現実
足しげく通っている顔なじみのアングラーさんさえも「
まだブリもサゴシも一本もあげていない」とため息交じりにおっしゃっていた。
そんな中、気まぐれながらも、この場所だけがベイトがうち上がりブリ・サゴシの釣果が出ている。
友達の友達は釣っている。

釣れるとなるとみんな目ざとい。
ジギング友達も1/22(
日)夜明け前にこの現地で竿を出した。
事前にLineでやりとりしたのだが「
その場所は駐車に困る。モタモタしていると停められないし、日曜日で凪、みんなこぞってそこに行くと思いますよ。あえてそこには行かず、小野浜に行ってみますからお互い情報交換しましょうか」と提案して別行動で釣ることになった。
おいらが小野浜に着いたのは午前6時過ぎ
まだ暗い。
一番乗りかと思いきや強者がいた(笑)
先行者一名
鹿児島市内から来たとおっしゃる40代のアングラー
挨拶を交わし一時雑談
「
後で合流しましょう」と会話し、とりあえずおいらはクジラの墓の前あたりから始めることにしてライトを頼りに
道々波口を照らしてみても綺麗なものだ。
ベイトがうち上がった形跡は皆無
「
相も変わらず今日も厳しいか」と思いつつ、目的地について小さなヘッドライトを頼りにタックルを組み
その時、今更ながら思った。
「
合わせマークがついていると便利だな~」と
暗闇の中でいちいちガイドが真っすぐ並んでいるか?確認する必要がない。
3本継の竿ながら、竿に印をつけてある「
合わせマーク」を合わせるだけでリールシートから先端のガイドまで一直線に合わせられる。
それはなんなく済んだ。
ところが
ガイドに糸を通せない。
先にいくほど小さくなっている。
ますます通せない。
一個のガイドに糸を通すのに情けなくなるほど時間がかかる。
通ったつもりが通っていない。
思わぬところでつまづいて時間のかかる事かかること
イライラしながらセッティングを完了した時はシラジラと明るくなっていた(汗)
もともと視力の強い方ではないのだが、ここまで時間がかかるとは意外や意外
我ながら、朝っぱらから「
あぁ~いやんなっちゃった。おどろいた」だ!
そして、薄明るくなった海面を見るとあっちでピョン・こっちでチャポンとボラが跳ねているのが見える。
「
おぉ~ボラが跳ねている。他の魚も活性があるんでないの~」「
ヒョットすると今日こそは長く続いたボウズを逃れるかも」と「
取らぬ狸の皮算用」を勝手に働かせ・・・(笑)
「
今日こそは」と期待を込めて第1投そして2投
3投・4投・・・5 6 7 8
何回投げてもあたりましぇ~ん

釣り人は右も左も結構いた。
特に小野川河口辺りは相当数のアングラー


そうこうしていると、そう遠くない所でカツオ鳥のダイブ発生
結構大きいカツオ鳥の大群
「
もう少しこっち来い。こっち来い」と念じつつ「
今日こそは釣るぞ~」と勝手に力み、心を奮い立たせ
カツオ鳥の大群のダイブは一か所ではなかった。
それが、あっちでもそっちでも起きた。
「
すげ~」と思わせるカツオ鳥の大群のダイブ
その様を見て「
期待せずにはおれようか」との心境マックス
近い(
近いといってもジグを投げてもとどく距離ではなかったが)馬の背のキワではブリが背びれを見せて泳いでいる様まで確認できた。
ではあったが「
こっち」ではそのダイブは起きず
結局は釣果0でジ・エンド
ダイブは、納竿した13時前後までず~っと続いた。
残ったのは「
何で、今年は近寄らないんだい」と、くやしい思いだけ
実績のある所で竿を出した友達は「
こっちは何も起きませんでした。そっちに行けばよかった。残念」と悔しがっていたが、沖合でにぎやかだっただけで、手前は何もなかったし釣れなかったのだから結局一緒
いちいち数えてはいないが、既に10連敗位はしているかも(苦笑)
次は気分転換も兼ねて頴娃に行ってみようか?とも思ったりするが・・・