今日(7月19日)私と「Mr」と「きまぐれ」さんと釣行する予定だったが「気まぐれ」さんは急用ができてしまい急きょ2人での釣行になった。
Mrは完全な「サンデーアングラー」だから今日をはずすと一週間待たなければならない。
梅雨入りから台風の影響などで長雨の長雨
釣りに行きたくてウズウズしているはずだ。
それは私も一緒なのだが・・・・・
釣りに行きたいと思う気持ちと併せて確認したいこともいくつかあった。
それはMrが作った新バージョンのテンビンの使い心地と彼が新しくマキマキした竿の出来具合のテスト
待ち合わせ時間は現地で6時30分
天気予報は「弱雨」となっていたので濡れる覚悟での釣行
場所はMグラウンド
Mrの一番のお気に入りの場所だ。
Mrから教えてもらって自分でも気に入りここ数年よく訪れる浜の一つになった。
現地に着いたのは私が一番のりだったが到着して5分もしないうちに続々釣り人が訪れ狭い駐車場は瞬く間に満車状態
「Mrの車はどこに止めようかな~」と思案してる所に「鱚キラーMr・M」さんが来た。
か~るく挨拶をかわし早々に釣り座に
この前来たときは土手が完全に消失していて浜に降りるのに苦労したが、その後地元の人が砂を入れたのか?修復してあった。
釣り座を決めるのはMrにお任せ
なんせ彼はここでべらぼうな実績を作っているベテランアングラー私は指示待ち(笑)
釣り座が決まり、まずすることは彼が今回巻いた①竿のテスト②次に新バージョンんのテンビンとシンカーをセッティングして投げた時の投げ心地のテスト・それからシンカーを新しくコーティングしてきているので③コーティングの具合のテスト等
彼と知り合ってからキス釣りの楽しみが100倍になった感じだ。
過去に自分でも猿まねで色々小物を作った経験はあるが彼ほどに綺麗には作れない。
したがって今じゃMrに「おんぶにだっこ」状態
まず試したのが竿
彼は古い昔から持っていた鉛負荷30号の竿のガイドをはずしてガイドとリールシートをつけた。
彼自身も初体験
出来上がった竿を見てまず驚いたのがはずした元のガイドのあとが殆どわからないほど綺麗に外し、新ガイドとリールシートをこれまた業者にもひけを取らないほど綺麗にマキマキしていることだ。
これ本当に初体験?
と思わせるほどの出来上がり
「綺麗にできてるね~」と言うと彼は「器用貧乏で・・・」と謙遜する。
「いやいや・・ここまでできたらもうキヨウ貧乏の域を超えてるだろう。金とってもいい位の出来上がりよ」と言うとまんざらでもなさそうに自分でも気にいっていると言っていた。
事実シンカーを作ってもテンビンを作ってもステッカーを作っても彼の才能の豊かさが随所に表れている。
それに加えて「鱚の天敵」ときている。
今日は「吹上浜のキスは全部おれが釣り倒してやる」とガンをかけているのか手首に何やら・・・・・(笑)
「あれ~この前はこの手頸につけている?は見なかったよな~」
竿の投げ具合はポテンシャルの低い古い竿のせいか竿の号数とガイドのセッティング位置がマッチしていないのか今一シャープさが感じられなかった。
「ボヨヨ~ン」とした感触で穂先のブレの終息感も?
がま竿の柔らかさとは又違う頼りなさを感じる「ボヨヨ~ン」
ま~目的はマキマキの練習だったから初めてにしては「じょうてきだな~」と思って2回投げて終わり
今まで色々飾りつけをして楽しんでいたが数回投げたらすぐ剥げてしまっていた。
そこを彼が改善したのだ。
これはべたほめしてもいいほどの出来栄え

ネットサーフインして諸兄の作りを拝見させてもらっているがMrの工夫はメンバーの一員として誇るべきものがあると思った。
これだったら飾りつけがはがれることもなく長く愛用できるシンカーになる。
すばらしいぞ!
「鱚キラー・Mr・M」
次が新バージョンのテンビン
これもよかった。
【フックを改良してメーカーのフロートシンカーもセッティングできるようにしたもの】
Mrは自分作成のテンビンだけを愛用しているが私はMrオリジナルとメーカーのフロートシンカーをとっかえひっかえして使っている。
Mrのオリジナルテンビンにメーカーのシンカーをセッティングして投げてみると全くブレなく飛んでいく。
そして投げやすい。
「いいな~この天秤」と思わず独り言をつぶやいてしまった。
「Mさんこのテンビンあと一本作ってよ」と言って終日この天秤を使って釣った。
ちなみに私が提案したテンビンを早々に作ってきてくれていたので試してみたが「だめだ~こりゃ~」ということで一発でボツ(笑)
どの位時が立っただろうか?
「天気予報とは裏腹に崩れることなくいいあんばいな釣り日和だね」と冗談を飛ばしバカを言いあい釣っていると、一人の長身の男性が声をかけてきた。
てっきり地元のアングラーなのだろうと思っていたら「薩摩釣遊さんでしょう」と声をかけてきた。
「えええ・・・だれ?はい、そうですけど・・・・」
「NZ」です。
「あれま~何であなたがここにいるの?はるかかなたに住んでいるはずのNZさんのはずなのに・・・ビックリするな~も~」
これも「ブログがとりもつ縁」なのだ。
ブログに何回となくコメントをくれていた「NZさん」
ここで会うとは夢にも思わなかった。
「よくぞここまで来たもんだ」
と
感激!!
ひとしきり一緒に釣って彼の帰路を考えて納竿
彼の車は宮崎ナンバー
ここは鹿児島だんべ~(笑)
色々試せたし、まさかと思っていた人とも対面できたし実りの多い一日だった。
人繋がりは自分の趣味を充実させてくれる。
楽しくさせてくれる。
人との輪はそんなエネルギーとパワーを持っている。
私の釣果?
19匹ぬいて他は地元のおじさんに殆どあげたので数えていない。
丁重な自己紹介まで受けこちらが恐縮
持ち帰り分
